2024年10月衆議院議員ランキング 19回戦
高橋英明 vs 東国幹
勝: 高橋英明
戦評
候補者選択にあたり以下の点を考慮しました。議員Aは地方政治に長く関与し、地方議会での経験が豊富ですが、旧統一教会との関係が取り沙汰されており、宗教との関係についての透明性や対応が今後の課題となります。一方で、議員Bは北海道の地方議会での経験を積み、衆議院議員にも当選していますが、選択的夫婦別姓制度などの社会的な課題に対する明確な立場が示されていない点があります。また、政務活動費の透明性を問われた過去もあり、政治資金の適正な使用についても注視が必要です。総合的に見て、地方政治への長年の関与と粘り強さを評価し、候補者Aを選択することがより適切であると判断しました。
高橋 英明(たかはし ひであき)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 61歳 (1963年05月10日生) |
所属政党 | 日本維新の会 (自由民主党→)(おおさか維新の会→)日本維新の会 |
選挙区 | (比)北関東 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 埼玉県川口市で生まれる。 - 浦和市立南高等学校卒業。 - 武蔵大学経済学部で学び卒業。 - 中央工学校建築科専門部を卒業。 - 川口青年会議所の理事長を務める。 - 不動産業に携わる。
政治家としてのキャリア
- 2003年に川口市議会議員に初当選し、自由民主党に所属して3期務める。 - 2015年、埼玉県議会議員選挙に出馬するも落選。 - 2016年、おおさか維新の会から第24回参議院議員通常選挙に比例区で立候補するも落選。 - 2017年、日本維新の会から第48回衆議院議員総選挙に埼玉15区で立候補するが落選。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙に埼玉2区で立候補し、自民党の新藤義孝に敗北するも、比例復活で初当選。
政治活動上の実績
- 2021年、第49回衆議院議員総選挙で比例北関東ブロックから初当選。 - 文部科学委員会の委員として活動。 - 2022年、日本維新の会国会議員団が旧統一教会および関連団体との関わりの調査を発表し、支援者に関係者が1名存在したことを公表。これが一部で報道された。
政治的スタンス
- 自由民主党・おおさか維新の会・日本維新の会といった政党に所属してきた。 - 維新の会所属として、党の新自由主義的政策に沿った改革・規制緩和等の推進を掲げている。 - 旧統一教会との関係性が取り沙汰されるなど、宗教と政治の関わりに注目が集まっている。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 長期間にわたる市議会議員としての経験を通じた地方政治への理解。 - 複数の選挙で落選を経験しながらも挑戦を続ける姿勢は一定の粘り強さを示す。 - 旧統一教会との関係については調査結果に沿った声明を発表しており、今後の透明性や対応が問われている。
東 国幹(あずま くによし)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 56歳 (1968年02月17日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(茂木派) |
選挙区 | 北海道6 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 北海道上川郡風連町(現・名寄市)に生まれる。 - 北海道深川西高等学校を卒業。 - 東海大学法学部法律学科に進学し、法学士を取得。 - 大学在学中に原田義昭の書生を経験。 - 1990年、大学卒業後、佐藤静雄の秘書として4年間勤務。
政治家としてのキャリア
- 1995年、旭川市議会議員選挙に立候補し、初当選。 - 1999年、北海道議会議員選挙・旭川市選挙区で初当選。 - 2007年から2014年と2015年から2021年まで北海道議会議員を計5期務める。 - 2014年、旭川市長選挙に立候補したが落選。 - 2014年、第47回衆議院議員総選挙に出馬したが比例で落選。 - 2021年、北海道6区から衆議院議員選挙に出馬し当選。
政治活動上の実績
- 2002年、旭川市長選挙で現職を227票差まで追い詰めるも落選。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙で北海道6区から立候補し初当選。
政治的スタンス
- 憲法改正に賛成し、緊急事態条項の新設や自衛隊の明記を支持。 - 敵基地攻撃について、どちらとも言えないと回答。 - 北朝鮮に対して圧力を優先すべきとの姿勢を示す。 - 普天間基地の辺野古移設にどちらかと言えば賛成。 - 原発依存度は「下げるべき」と考えている。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 自民党内での一貫した活動が評価される。 - 統一教会との関係に関する報道や疑惑を持たれている。 - 選択的夫婦別姓制度や同性婚に対する態度が明確でない。 - 政務活動費の使用を巡る透明性が問われた過去がある。