2024年10月衆議院議員ランキング 16回戦
鎌田さゆり vs 八木哲也
勝: 鎌田さゆり
戦評
両議員とも長年の政治経験を持ち、それぞれ異なる地区と政治的スタンスで支持基盤を築いています。ただし、公職選挙法違反の経験を持つ議員Aは過去の失敗から学び、リベラルな政策を根付かせる努力を続けています。その一方で、議員Bは環境政策で一定の実績を挙げましたが、特定団体との関係や受動喫煙防止策への反対などの面で倫理的な疑問を残しています。したがって、市民の利益に誠実に向き合い、地元とのつながりを深く保つ姿勢を持つ議員Aを推薦します。
鎌田 さゆり(かまた さゆり)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 60歳 (1965年01月08日生) |
所属政党 | 立憲民主党 (自由民主党→)(民主党→)(無所属→)(民主党→)(民進党→)(旧立憲民主党→)立憲民主党 |
選挙区 | 宮城2 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 宮城県仙台市で生まれる。 - 両親は自由民主党本部の職員。 - 宮城学院高等学校を卒業。 - 東北学院大学経済学部を卒業し、経済学士の称号を取得。
政治家としてのキャリア
- 1995年、仙台市議会議員選挙に当選し、自由民主党会派で市議を務める。 - 2000年、民主党に移籍し、宮城2区から衆議院議員選挙に当選。 - 2003年の衆議院議員選挙で再選するも、2004年に公職選挙法違反問題で議員辞職。 - 2015年、宮城県議会議員選挙に泉区選挙区から民主党推薦無所属で立候補し当選。 - 2018年、立憲民主党に入党し、宮城県連の幹事長に就任。 - 2021年、衆議院議員選挙で宮城2区から立候補し当選、国政に復帰。
政治活動上の実績
- 2000年、衆議院議員に初当選。 - 2003年、静岡空港建設反対の国会議員署名活動に参加。 - 2004年、公職選挙法違反での議員辞職。 - 2017年、無所属で宮城2区から出馬するが、落選。 - 2021年、衆議院選挙で再び宮城2区から立候補し、当選を果たす。 - 2023年、立憲民主党の政策見直しを求める動きをリードし、党内での存在感を示す。
政治的スタンス
- 憲法改正に反対。 - 集団的自衛権の行使を認める安保法制や安倍内閣の外交政策に反対。 - 非核三原則堅持を支持。 - 被選挙権年齢の引き下げを支持。 - 原発の廃止に賛成。 - 同性婚や教育の無償化を推進する立場。 - カジノ解禁には反対。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 長年にわたる政治活動経験を持ち、地元とのつながりを重視する姿勢。 - 公職選挙法違反による過去の失敗を経て、今なお政治信念を基に活動を継続。 - 多様な政党経験を持ち、広範な視野から政治に取り組むことができる。 - 政策においてはリベラルなスタンスを貫き続けている。 - 動物の取り扱いについての批判を受け、その対応に誠実さが問われた過去がある。
八木 哲也(やぎ てつや)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 77歳 (1947年08月10日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(石破G) |
選挙区 | 愛知11 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1947年8月10日、愛知県西加茂郡高橋村に生まれる(現在の豊田市高橋町)。彼の父親も豊田市議会議員を務めていた。 - 地元の高橋中学校(現・豊田市立高橋中学校)を卒業し、愛知県立豊田西高等学校を卒業。 - 上京して中央大学理工学部管理工学科にて学び、1972年に工学士の称号を取得して卒業。 - 卒業後、インド各地を放浪する旅を経験し、寄生虫に寄生される過酷な体験もした。 - 1974年に小島プレス工業に入社し、1998年に退職するまで勤務。
政治家としてのキャリア
- 1999年に豊田市議会議員選挙に初当選し、4期にわたり豊田市議会議員を務める。 - 2009年から2010年まで豊田市議会議長を務める。 - 2012年、第46回衆議院議員総選挙で愛知11区から自由民主党公認で出馬し、比例復活で初当選。 - 2014年、第47回衆議院議員総選挙で再び比例復活により再選。 - 2017年、第48回衆議院議員総選挙で3度目の比例復活当選。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙で初めて小選挙区で勝利。 - 環境副大臣、環境大臣政務官などを歴任。
政治活動上の実績
- 豊田市議会議員時代、平成の大合併に賛成し、豊田市と周辺町村の合併を推進する働きかけを行った。 - 「日本を明るくする会」を結成して会長を務め、議員間の情報交換と支援を促進した(2013年)。 - 過去の選挙で常に比例復活してきたが、2021年に初めて小選挙区で勝利。 - 環境に関する副大臣・政務官職を歴任し、具体的な政策推進を担当。 - 森友学園問題に関する国の対応に対し意見を表明せず。
政治的スタンス
- 憲法改正に賛成し、9条改憲や緊急事態条項の新設などを支持。 - 普天間基地の辺野古移設や尖閣諸島の国有化を評価。 - 従軍慰安婦問題の河野談話見直しを支持し、日韓関係については現状の外交方針を支持。 - 原子力発電所の必要性を認める意見を持つ。 - アベノミクスを評価し、経済政策における保守的なスタンスを持つ。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 豊田市議会議員として地域合併プロジェクトを主導するなど、地方政治での経験が豊富。 - 環境政策において副大臣を務めた実績。 - 自民党のタバコ議員連盟や関連する「もくもく会」で活動し、受動喫煙防止策に反対。 - 特定団体(旧統一教会)との関係について、詳細説明を避けたことがある。 - 繰り返し比例復活当選しながら最終的には小選挙区での勝利を果たすなど、着実な支持基盤を構築。