2024年10月衆議院議員ランキング 27回戦
赤木正幸 vs 加藤竜祥
勝: 赤木正幸
戦評
両議員とも、不祥事や倫理的課題を抱えており、清廉性に問題がある点で共通しています。しかし、議員Bは政治家としてまだ経験の浅い世襲議員である一方、議員Aは実業家としての多様な経験を持ち、特にエネルギー分野と不動産分野での専門性を生かした政策提案が期待できると考えられます。議員Aの経験が国益に寄与する可能性が高いと判断し、選ばれるべきは議員Aです。
赤木 正幸(あかぎ まさゆき)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 49歳 (1975年02月22日生) |
所属政党 | 日本維新の会 (みんなの党→)日本維新の会 |
選挙区 | (比)近畿 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 岡山県倉敷市出身で、岡山県立岡山大安寺高等学校を卒業。 - 2001年に早稲田大学法学部を卒業し、2005年には同大学院政治学研究科を修了。 - ニューヨーク大学とコロンビア大学での客員研究プログラムを修了。 - 地方自治研究所や人事院事務総局専門調査員を経験。 - MIDリートマネジメントや森ビル・インベストメントマネジメント等で不動産ファンドの業務。 - 太陽光発電事業にも関わり、太陽光パネルメーカーCFOやエムソーラーアセットマネジメント株式会社の代表取締役を歴任。 - 2016年にリマールエステート株式会社を創業し、不動産テック協会を創設。 - 資産運用会社の社長としても活動。
政治家としてのキャリア
- 2012年にみんなの党公認で岡山1区から初めて衆議院議員総選挙に立候補するも落選。 - 2020年10月、日本維新の会の兵庫12区支部長に就任。 - 2021年9月、選挙区を兵庫4区に変更し、第49回衆議院議員総選挙で比例近畿ブロックで初当選。 - 国土交通委員会の理事として活動。 - 現在、所属政党は日本維新の会。
政治活動上の実績
- 2021年、第49回衆議院議員総選挙で比例近畿ブロックで初当選。 - 2021年10月、選挙運動での買収疑惑に関連し、運動員が公職選挙法違反で逮捕される。 - 2020年分の政治資金収支報告書を提出締め切りから半年経過後まで提出していなかったことが発覚。
政治的スタンス
- 日本維新の会に所属しており、同党の政策方針に沿った政治活動を行っている。 - 太陽光発電事業に関与していた経験から、再生可能エネルギーの普及に関心がある可能性があります。 - 不動産テック事業を創業した経歴から、不動産分野の革新にも注力していると考えられます。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 実業家としての豊富な経歴を持ち、企業経営や不動産、エネルギー分野での専門性を持つ。 - 不祥事として、公職選挙法違反や政治資金の報告遅延が指摘されており、公職に必要とされる誠実性や透明性に課題があるとの懸念がある。 - 地方自治の研究経験から、公共政策への理解力を持っているとされる。
加藤 竜祥(かとう りゅうしょう)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 44歳 (1980年02月10日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(安倍派→無派閥) |
選挙区 | 長崎2 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1980年、長崎県島原市に生まれる。 - 島原市立三会小学校、島原市立三会中学校、長崎県立国見高等学校を経て、日本大学経済学部経済学科を卒業。 - 卒業後、不動産会社セボンに勤務。 - 20代後半にニューヨークに1年間留学し、国際的視野を広げる。 - 帰国後の2010年から安倍晋三衆議院議員の私設秘書を務める。 - 2012年からは父・加藤寛治の私設秘書を9年間務める。 - 長崎県で社会福祉法人瑞幸会の理事長を務め、地域の介護福祉に貢献。
政治家としてのキャリア
- 2021年8月、父・加藤寛治の政界引退を受けて、自由民主党は公募を行い、加藤竜祥を長崎2区から立候補させる決定を下す。 - 2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で立憲民主党の松平浩一を破り、初当選を果たす。 - 2023年9月、国土交通大臣政務官、復興大臣政務官、内閣府大臣政務官に就任。
政治活動上の実績
- 2021年11月4日に衆議院議員に初当選し、現在も在任中。 - 2023年12月10日、政治資金パーティーをめぐる裏金問題が明らかになるが、安倍派の調整により政務官を留任。 - 2024年1月31日、裏金問題の責任をとり大臣政務官を辞任することになる。
政治的スタンス
- 自民党たばこ議員連盟に所属し、たばこ産業の保護政策を支持。 - 責任ある積極財政を推進する議員連盟に所属し、経済活性化を目的とした積極的な財政政策を推進。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 政治家としてのキャリアはまだ浅く、経験を積む必要がある。 - 裏金問題で政務官を辞任することとなり、清廉性に疑念が持たれている。 - 世襲議員として、政治活動における独自性と透明性が問われている。