2024年10月衆議院議員ランキング 13回戦
藤井比早之 vs 小森卓郎
勝: 藤井比早之
戦評
議員Aは長い官僚経験と地方自治体での経験があり、特に行政改革やデジタル改革を積極的に推進している。地元住民との関係が強く、地域の要望に応える政策を実現している点が特筆される。しかし、原発や夫婦別姓、同性婚については明確な立場を避けることが多く、多様な意見を持つ国民との対話が必要である。 一方、議員Bは財務省の経験を基に経済財政や地域活性化、安全保障を重視する姿勢を見せているが、政治キャリアが短いため、実績がまだ限られる。 両者とも異なる強みを持つが、長い官僚経験と地元住民との結びつきを活かし、既に多くの実績を積み上げている議員Aを選ぶことが今後の政策推進において安定した成果を期待できるため、推奨する。
藤井 比早之(ふじい ひさゆき)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 53歳 (1971年09月11日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(菅義偉G) |
選挙区 | 兵庫4 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1971年9月11日、兵庫県西脇市に生まれる。 - 西脇市立西脇小学校、兵庫教育大学附属中学校、兵庫県立小野高等学校を卒業。 - 東京大学法学部を卒業。 - 1995年、自治省(現・総務省)に入省。 - 総務副大臣秘書官、内閣官房参事官補佐などを歴任。 - 2009年に滋賀県彦根市副市長に就任。
政治家としてのキャリア
- 2012年、第46回衆議院議員総選挙において自由民主党公認で兵庫4区から出馬し、初当選。 - 2014年、第47回衆議院議員総選挙で再選。 - 2016年8月、第3次安倍第2次改造内閣で国土交通大臣政務官に就任。 - 2017年、第48回衆議院議員総選挙で3選。 - 2019年9月、自由民主党国会対策委員会副委員長に就任。 - 2020年9月、菅義偉内閣で内閣府副大臣に就任。 - 2021年1月、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当副大臣に就任。 - 2021年9月、初代デジタル副大臣に就任。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙で4選。 - 2021年11月、自由民主党副幹事長に就任。 - 2022年8月、自由民主党選挙対策副委員長に就任。 - 2023年9月、自由民主党外交部会長に就任。
政治活動上の実績
- 2016年、国土交通大臣政務官として交通政策に携わる。 - 2020年、内閣府副大臣として縦割り打破、行政改革、規制改革、デジタル改革等を推進。 - 2021年、ワクチン接種推進副大臣として新型コロナウイルス感染症対策に尽力。 - 地元の声を受け、日本酒の最高級酒米「山田錦」の増産を可能とする制度改正に貢献。 - 選挙における聴覚障害者対応として要約筆記者への報酬支払を解禁。 - 述べた政治資金パーティー券購入者名の公開基準の見解が賛否両論を呼ぶ。
政治的スタンス
- 原発は日本に必要であるとの立場。 - 選択的夫婦別姓制度導入に反対の立場。 - 同性婚を可能にする法改正に関して、明確な回答を避ける傾向。 - 日本酒の酒米の増産を支援し、地元の産業振興に尽力。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 長年の官僚経験と地方自治体での実務経験を持ち、行政運営の実務能力が高い。 - 地元の要望を実現するために積極的な取り組みを行っており、地元住民との関係が深い。 - デジタル改革や行政改革など現代的な課題に対する積極的な姿勢が評価される。 - 原発や夫婦別姓、同性婚など、価値観や立場について慎重な立場を見せることが多く、多様な意見を持つ国民との対話が求められる。
小森 卓郎(こもり たくお)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 54歳 (1970年05月21日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(安倍派→無派閥) |
選挙区 | 石川1 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1970年、神奈川県横浜市に生まれる。 - 東京大学法学部を卒業。東大在学中は弁論部に所属していた。 - 1993年に大蔵省(現財務省)に入省し、大臣官房文書課に配属される。 - 理財局資金第一課原資係長、企画係長、国際局総務課長補佐(渉外)、通貨基金課長補佐、主計局主計官補佐(防衛係主査)などの役職を歴任。 - 2011年、石川県に出向し、企画振興部長や総務部長を務める。北陸新幹線金沢駅開業の準備やIRいしかわ鉄道の設立に携わる。 - 2014年、大蔵省に復帰。9月に北村茂男衆議院議員の長女と結婚。 - 2021年、プリンストン大学大学院を修了。
政治家としてのキャリア
- 2021年、自由民主党県連の公募により石川1区の候補者に選ばれる。 - 2021年10月31日に行われた第49回衆議院議員総選挙で初当選。 - 清和政策研究会(安倍派)に入会する。 - 第2次岸田第2次改造内閣にて総務大臣政務官に就任(2023年9月13日)。 - 2024年1月31日、総務大臣政務官を辞職。
政治活動上の実績
- 第49回衆議院議員総選挙(2021年10月31日)で石川1区から出馬し、初当選。得票数は8万8321票、得票率は46.14%。 - 石川県に出向していた際、北陸新幹線金沢駅の開業準備やIRいしかわ鉄道の設立に関与した。 - 総務大臣政務官として在任中、さまざまな政策に貢献してきたが、政務三役交代問題では留任するも政界での波紋が広がる。 - 経済財政、地域活性化、安全保障を得意な政策分野として取り組んできた。
政治的スタンス
- 自由民主党所属で、清和政策研究会(安倍派)に初期から所属。 - 経済財政や地域活性化、安全保障を重視した政策を掲げている。 - 自民党たばこ議員連盟に所属し、たばこ産業に関する法案にも関心を持っている。 - 与党整備新幹線建設推進PT委員などのプロジェクトに参加して、新幹線の整備などに関わる。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 東大法学部出身で、プリンストン大学大学院も修了しており、卓越した学識を持つ。 - 財務省での多岐にわたる役職を経験し、政策形成に関する深い理解と実務経験を持つ。 - 地域活性化や経済政策、安全保障政策に対する強い関心と専心を示し、国民の利益を考えた政策提言を行っている。 - 義父が元衆議院議員である北村茂男ということで、政治的背景も支持されています。