2024年10月衆議院議員ランキング 23回戦
落合貴之 vs おおつき紅葉
勝: おおつき紅葉
戦評
議員Aは金融業界出身で、経済政策に強みを持ちながら、多数の政党を渡り歩いてきた経験があります。政党に一貫して所属することよりも、特定の政治信条を保持することを優先しており、これが多様な政党での活動経験として現れています。しかし、この背景が政策の一貫性にも影響を与える可能性があります。 一方、議員Bはジャーナリズムのバックグラウンドを活かし、特に情報分析に強みを持っています。また、性別とジェンダーに関する政策で進歩的なアプローチを取っており、現代的な価値観を反映したスタンスを示しています。支持基盤はまだ発展途上かもしれませんが、性犯罪に関しての改正を推進する姿勢など、具体的な政策進行にも注力しています。 総合的に見て、議員Bの方が現代の様々な社会課題に対して直接的かつ積極的なアプローチをしていることから、次の選挙で選ばれるべきだと判断しました。
落合 貴之(おちあい たかゆき)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 45歳 (1979年08月17日生) |
所属政党 | 立憲民主党 (みんなの党→)(無所属→)(結いの党→)(維新の党→)(民進党(江田G)→)(旧立憲民主党→)立憲民主党(重徳派) |
選挙区 | 東京6 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 東京都世田谷区生まれ。 - 世田谷区立駒沢小学校、世田谷区立駒沢中学校、國學院高等学校を卒業。 - 慶應義塾大学経済学部経済学科を卒業し、学士(経済学)を取得。 - 三井住友銀行に入行し、銀行員としてのキャリアを積む。 - 江田憲司衆議院議員、松田公太参議院議員の秘書を務め、政治の経験を積む。
政治家としてのキャリア
- 2012年、第46回衆議院議員総選挙にみんなの党公認で東京6区から出馬するが、落選。 - 2013年、特定秘密保護法の賛成に反発してみんなの党を離党。 - 2014年、結いの党および維新の党の結党に参加。 - 第47回衆議院議員総選挙に維新の党公認で出馬し、比例代表で復活当選。 - 民主党・維新の党の合流により結党された民進党に参加。 - 2017年、立憲民主党結党に伴い無所属で出馬し、選挙区で初の当選を果たす。 - 2020年、新・立憲民主党に参加。党内で財務局長などの役職を歴任。
政治活動上の実績
- 2014年12月、第47回衆議院議員総選挙で初当選。 - 2017年10月の総選挙で自民党候補を僅差で破り、選挙区で初当選。 - 2016年、国会議員活動評価でNPO法人による「三ツ星」を取得。 - 2020年、著書『民政立国論』が尾崎行雄記念財団のブックオブザイヤー国政部門大賞に選出。
政治的スタンス
- 憲法改正に対し、過去の判断を見直しつつも最終的には反対。 - 集団的自衛権の行使に反対。 - 防衛力強化は「どちらかといえば賛成」。 - 非核三原則を堅持し、核武装の議論にも反対。 - 女性宮家の創設や選択的夫婦別姓制度の導入に賛成。 - 原子力発電やカジノ解禁に反対。 - 教育の無償化に賛成。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 学生時代からシンクタンク設立やバックパッカーとしての経験を持ち、国際的な視野を有する。 - 非常に多様な政治経験があり、政党を乗り換えながらも一貫した政治信条を持ち続けた。 - 銀行員としての経済的バックグラウンドを持つため、経済政策に強みを持つ。 - 多数の議員連盟に所属し、多方面から政策提言。 - 政治活動が評価され、NPO法人の評価で最高位を獲得している。
おおつき紅葉(おおつき くれは)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 41歳 (1983年10月16日生) |
所属政党 | 立憲民主党 |
選挙区 | (比)北海道 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 北海道小樽市で生まれ、小樽市立幸小学校、小樽市立長橋中学校を卒業。 - 北海道小樽潮陵高校を卒業。 - 高校卒業後、イギリスへ留学し、バーミンガムシティ大学でジャーナリズムを学ぶ。 - 帰国後、フジテレビに入社。報道局政治部の記者として野党キャップを務める。
政治家としてのキャリア
- 2021年7月に本多平直が辞職した北海道4区で立憲民主党から出馬を表明。 - 2021年10月、北海道4区から立候補するも696票差で敗れる。 - 重複立候補していた比例北海道ブロックで当選し、衆議院議員に初当選。 - 枝野幸男代表の辞任に伴う代表選挙で逢坂誠二を支持し、推薦人に名を連ねる。 - 2024年には枝野幸男の推薦人にも名を連ねる。
政治活動上の実績
- 2021年の衆議院議員総選挙で比例北海道ブロックから初当選。 - 性犯罪刑法改正に関するワーキングチームで活動。 - お茶振興議員連盟、クリーニング業を振興する議員連盟に参加。
政治的スタンス
- 憲法改正に反対し、自衛隊の明記には反対。 - 緊急事態条項の憲法への設置に反対。 - 敵基地攻撃については反対し、北朝鮮に対する圧力にはどちらかといえば賛成。 - 辺野古への基地移設には反対。 - 選択的夫婦別姓制度と同性婚に賛成。 - 性的少数者の理解増進法案の早期成立を支持。 - 消費税率の一時的な引き下げが必要と回答。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- ジャーナリズムで培ったスキルと報道部の経験により、高い情報分析能力が期待される。 - 性別とジェンダーに関する政策で進歩的なアプローチを示しており、現代的な価値観を反映。 - 党内外での推薦人としての活動により、一定の支持基盤を持つ。 - 同じ選挙区からの野党一本化により、統合力や協力を重視する姿勢を示す。