2024年10月衆議院議員ランキング 17回戦
牧義夫 vs 日下正喜
勝: 牧義夫
戦評
議員Aは長い政治経験と特定の政策に対する強固な信念を持っており、厚生労働分野での深い知識があります。しかし、過去に政党を転々とし、その経緯から信頼性に疑問を持たれることがあります。議員Bは比較的新しく当選した議員であり、落選を経験しながらも粘り強く努力してきたことが評価されます。ただし、議員Bはまだ政治的な実績が限られており、具体的な政策実行能力については不明です。議員Aの経験と実績は、安定性と専門性の面でより大きな政治的影響を期待できるため、現時点では議員Aが選ばれるべきと判断されます。
牧 義夫(まき よしお)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 67歳 (1958年01月14日生) |
所属政党 | 立憲民主党 (民主党→)(国民の生活が第一→)(日本未来の党→)(生活の党→)(無所属→)(結いの党→)(維新の党→)(民進党(江田G・松野G→)(希望の党→)(国民民主党→)立憲民主党(階G・小沢G) |
選挙区 | (比)東海 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1958年1月14日、愛知県名古屋市に生まれる。 - 名古屋市立陽明小学校、名古屋市立汐路中学校、愛知県立昭和高等学校卒業。 - 上智大学文学部哲学科に入学するが中退。 - 防衛庁広報紙の記者として勤務。 - 衆議院議員鳩山邦夫の秘書を務めた。
政治家としてのキャリア
- 2000年6月、第42回衆議院議員総選挙に民主党公認で愛知4区から立候補し初当選。 - 以降、43回、44回、45回衆議院議員総選挙で再選し計4期当選。 - 2009年、衆議院厚生労働委員長に就任。 - 2011年9月、野田内閣で厚生労働副大臣に就任し、野田第1次改造内閣でも留任。 - 2012年に消費増税法案に抗議して副大臣を辞任し、同年民主党を除籍。その後、日本未来の党、結いの党、維新の党、希望の党等様々な党を経て、立憲民主党に所属。 - 2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で比例復活し7選。 - 2024年より立憲民主党ネクスト文部科学大臣を務める。
政治活動上の実績
- 2011年、副大臣在任中の厚生労働行政に関わり、野田内閣での消費増税法案をめぐって反対票を投じた(2012年)。 - 2012年、消費増税に抗議し厚生労働副大臣を辞任。 - 愛知県選挙区での選挙活動において、2012年の第46回衆議院議員総選挙で落選するものの、その後の選挙で比例復活により復帰。 - 「流通ビジネス推進議員連盟」での活動に関してマルチ商法に対する姿勢で批判を受ける(2006年)。 - 障害者郵便制度悪用事件に関する報道で名誉毀損を訴え、損害賠償を得る(2012年)。
政治的スタンス
- 非喫煙者や未成年者を受動喫煙から守る法律の制定に賛成。 - 憲法9条の改正に反対。 - 2030年代に原発ゼロを目指す。 - 選択的夫婦別姓制度の導入についてどちらとも言えないとの立場を示す。 - 歴史事実に関する議論では、一部の歴史認識に関して異論を持つ姿勢。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 複数政党での活動を経ており、異なる政策グループとの連携調整能力が求められる。 - 消費増税に反対し、内閣に対する抗議活動を行うなど、自身の政治信念を貫く姿勢を示している。 - マルチ商法関連の騒動や郵便不正事件に関する誤報など、過去のトラブルにより信頼性に対する課題が指摘されることもある。 - 長らく厚生労働分野を中心に活動しており、この分野における経験と知識が豊富。
日下 正喜(くさか まさき)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 59歳 (1965年11月25日生) |
所属政党 | 公明党 |
選挙区 | (比)中国 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 和歌山県有田市出身。 - 和歌山県立海南高等学校を卒業。 - 広島大学工学部を卒業。 - 1989年、広島大学大学院修士課程を中退。 - 公明党職員として就職し、党岡山県事務長、党広島県本部幹事・事務長を務める。
政治家としてのキャリア
- 2014年第47回衆議院議員総選挙に比例中国ブロックから立候補するが落選。 - 2017年第48回衆議院議員総選挙に比例中国ブロックから立候補するが再び落選。 - 2021年第49回衆議院議員総選挙に比例中国ブロックから立候補し、初当選。
政治活動上の実績
- 2021年に第49回衆議院議員総選挙で初当選し、衆議院議員として現在に至る。
政治的スタンス
- 公明党の思想にもとづき、公明党の一員として活動を行う。 - 平和追求や国民福祉の改善を目指す公明党の基本スタンスを支持。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 公明党での豊富な職員経験を有しており、党内での信頼と実務能力を評価されている。 - 地域に根差した活動を大切にしており、地方からの意見を国政に反映させる姿勢を持つ。 - 二度の落選を経て当選しており、粘り強さや丁寧さを持ち、努力を続ける資質が示されている。