2024年10月衆議院議員ランキング 15回戦
池畑浩太朗 vs 松木けんこう
勝: 松木けんこう
戦評
議員Aと議員Bの中で、次の選挙においてどちらを選ぶべきかを検討します。 ### 議員Aの評価 - **教育と農業の専門知識**: 教員経験と農業の専門知識は、地域社会の教育と農業発展に寄与する可能性があります。 - **多様な政治経験**: さまざまな政党を渡り歩いたことで、広い視野と異なる政治理念への適応力を持つと考えられます。 - **安定性の欠如**: 党籍移動が多く安定性に欠ける可能性があるが、改革志向とのバランスでフォローできることも考えられます。 ### 議員Bの評価 - **信念の強さ**: 党籍除籍や党派移動を通じて、政治信念を貫く姿勢が認められます。 - **多様な政治経験**: 多くの党派に所属した経験があり、柔軟な視点が期待されます。 - **政策に対する明確なスタンス**: 憲法改正反対、原発否定、選択的夫婦別姓賛成など、具体的な政策スタンスを持つ。 - **旧統一教会との関係**: 法的には問題がないとしても、国民からの信頼に影響を及ぼす要因になるかもしれません。 ### 結論 どちらの議員も特定の分野における専門性と、多様な政治経験を持っていますが、議員Bは信念に基づく明確な政策スタンスを形成しており、高い政策目標を持って政治活動を行っている点で選出に対する大きなアピールポイントがあります。また、除籍の経験もあり、これはリスクであると同時に信念を貫くという強さも示しています。同時に旧統一教会との関係に関しては、過去の経歴に影響を与えるものの、現時点での釈明が行われていることから、そのスタンスを信頼する余地があると評価します。
池畑 浩太朗(いけはた こうたろう)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 50歳 (1974年09月26日生) |
所属政党 | 日本維新の会 (民主党→)(民進党→)(希望の党→)(旧国民民主党→)(無所属→)日本維新の会 |
選挙区 | (比)近畿 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1974年、東京都港区で生まれる。本籍地は鹿児島県。 - 父が船員であったため、小学生時代の一時期をサウジアラビアで過ごす。 - 中学生時代は埼玉県川口市で生活。 - 高校生からは岡山市内で過ごす。 - 1995年、岡山県立農業大学校・園芸課程野菜専攻を卒業。 - 大学卒業後、岡山県立高松農業高等学校の教員として9年間勤務。
政治家としてのキャリア
- 市村浩一郎衆議院議員の公設秘書を務める。 - 2009年、兵庫県議会議員補欠選挙で宝塚市選挙区から民主党公認で立候補し当選。 - 2011年、兵庫県議会議員選挙で再選。 - 2015年、兵庫県議会議員選挙で落選。 - 2017年、民進党を離党し、希望の党から第48回衆議院議員総選挙に立候補するも落選。 - 希望の党解党後、国民民主党に所属。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙にて比例近畿ブロックで復活当選、日本維新の会に所属。
政治活動上の実績
- 2009年、兵庫県議会議員に補欠選挙で当選し、2009年から2015年まで在任。 - 2011年、兵庫県議会議員選挙で再選。 - 2015年、兵庫県議会議員選挙で落選。 - 2017年、第48回衆議院議員総選挙で希望の党から立候補するも落選。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙で比例近畿ブロックでの復活当選。
政治的スタンス
- 元々は農業高校の教員であり、農業に強い関心を持ち、農業のあり方を根本から変えたいとの思いを持っている。 - 政治家として幅広い政党歴を持ち、党籍の移動が多い。 - 日本維新の会では改革志向の色合いが強いが、過去の所属政党では様々な政治理念に関わってきた。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 教員としての経験から、教育や農業分野に関する専門的な知識がある。 - 多くの政党に所属し、それぞれの政治理念を経験しているため、広い視野を持つと考えられる。 - 維新の公認を受けて当選するなど、政治的判断力や柔軟な対応力は評価される部分もある。 - 落選経験もあり、政治活動における挑戦の継続性が垣間見える。
松木けんこう(まつき けんこう)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 65歳 (1959年02月22日生) |
所属政党 | 立憲民主党 (自由民主党→)(自由連合→)(自由党→)(民主党→)(無所属→)(新党大地・真民主→)(新党大地→)(無所属→)(維新の党→)(民進党(松野G)→)(希望の党→)(国民民主党→)立憲民主党(小沢G) |
選挙区 | 北海道2 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1959年、北海道札幌市に生まれる。 - 札幌市立幌北小学校、札幌市立新琴似中学校、札幌光星高等学校を卒業。 - 青山学院大学経営学部を卒業。 - 藤波孝生衆議院議員の秘書を務め、1978年に大学入学と同時にこの職に就く。 - 1994年、国会議員政策担当秘書資格を取得。 - 1996年、北海道通信社の取締役副社長に就任。 - 父の松木慶喜は自民党の札幌市北区支部長を務めていた。
政治家としてのキャリア
- 1996年、自由連合から衆議院議員選挙に北海道2区で出馬(落選)。 - 2000年、無所属で再び北海道2区から出馬(落選)。 - 2003年、自由党に入党し、北海道第2総支部会長に就任。同年の民主党への参加で北海道12区から衆院選に出馬し比例復活で当選。 - 2005年、衆院選比例北海道ブロックで議席を獲得(比例復活当選)。 - 2009年、民主党から衆院選小選挙区で初当選(北海道12区)。 - 2010年、菅直人改造内閣の農林水産大臣政務官に就任。 - 2011年、不信任案に賛成し民主党を除籍され、新党大地・真民主に参加。 - 2012年、新党大地より出馬するも落選。 - 2013年、新党大地を離党し無所属となる。 - 2014年、維新の党の公認で出馬、比例復活で当選。 - 2016年、維新の党と民主党の合併で民進党に参加。 - 2017年、希望の党公認で出馬するも落選。 - 2020年、立憲民主党に参加。 - 2021年、北海道2区補欠選挙にて立憲民主党公認で当選。
政治活動上の実績
- 2009年、初の衆議院小選挙区当選(北海道12区)。 - 2010年、菅直人改造内閣で農林水産大臣政務官として就任。 - 2011年、不信任決議採決で賛成票を投じたため民主党を除籍され、政局の渦中に。 - 新党大地に参加し、新党大地・真民主の代表代行兼幹事長を務める(2012年)。 - 2021年、立憲民主党公認で北海道2区補欠選挙に勝利し、議席復帰を果たす。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙で小選挙区での当選を果たす。
政治的スタンス
- 「しあわせの土台づくり」政策を提唱。 - 憲法改正と集団的自衛権の行使に反対。 - アベノミクスを評価しない立場。 - 原発の必要性を否定。 - 村山談話の見直しを行うべきでないと主張。 - 選択的夫婦別姓制度の導入に賛成。 - 健康増進法における受動喫煙防止の義務規定化に反対。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 職務や政治への信念を貫く姿勢から、幾度かの党籍移動があり、また除籍の経験もある。 - 多様な党派に所属し、政治信念を貫こうとする柔軟性が見える。 - 不信任決議をめぐり自分の意思を貫く行動を示しており、政治的信条に対する忠誠心が強い。 - 過去に旧統一教会関係の団体と関わりがあったが、公表された後にその状況の釈明を行っている。 - 喫煙者であり、受動喫煙防止に対する義務化に反対する姿勢を明らかにしている。