2024年10月衆議院議員ランキング 25回戦
池畑浩太朗 vs 山本ともひろ
勝: 池畑浩太朗
戦評
議員Aと議員Bの比較には幾つかの視点がありますが、評価の主軸を政策の一貫性や透明性に基づいて考えるべきでしょう。 議員Aは農業や教育に専門性を持ち、幅広い政党経験を活かした広い視野が評価されます。しかし、政党の移動が多いため政策の一貫性が課題として挙げられるかもしれません。一方で、農業と教育分野での専門知識と挑戦力はプラスとなります。 議員Bは数々の政府ポストを歴任し、防衛・安全保障分野における経験と発言力があります。しかし、統一教会との関係が問題視され、公的説明責任や政治的透明性に欠けるという懸念があります。これに加え、小選挙区での勝利がなく、議員として直面する信任の壁を考慮する必要があります。 全体的に評価すると、透明性と政策実績の安定性を重視した選択が望ましいと考え、統一教会との関係が懸念される議員Bよりも、専門性と多様な経験が評価される議員Aが次の選挙で選ばれるべきと判断します。
池畑 浩太朗(いけはた こうたろう)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 50歳 (1974年09月26日生) |
所属政党 | 日本維新の会 (民主党→)(民進党→)(希望の党→)(旧国民民主党→)(無所属→)日本維新の会 |
選挙区 | (比)近畿 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1974年、東京都港区で生まれる。本籍地は鹿児島県。 - 父が船員であったため、小学生時代の一時期をサウジアラビアで過ごす。 - 中学生時代は埼玉県川口市で生活。 - 高校生からは岡山市内で過ごす。 - 1995年、岡山県立農業大学校・園芸課程野菜専攻を卒業。 - 大学卒業後、岡山県立高松農業高等学校の教員として9年間勤務。
政治家としてのキャリア
- 市村浩一郎衆議院議員の公設秘書を務める。 - 2009年、兵庫県議会議員補欠選挙で宝塚市選挙区から民主党公認で立候補し当選。 - 2011年、兵庫県議会議員選挙で再選。 - 2015年、兵庫県議会議員選挙で落選。 - 2017年、民進党を離党し、希望の党から第48回衆議院議員総選挙に立候補するも落選。 - 希望の党解党後、国民民主党に所属。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙にて比例近畿ブロックで復活当選、日本維新の会に所属。
政治活動上の実績
- 2009年、兵庫県議会議員に補欠選挙で当選し、2009年から2015年まで在任。 - 2011年、兵庫県議会議員選挙で再選。 - 2015年、兵庫県議会議員選挙で落選。 - 2017年、第48回衆議院議員総選挙で希望の党から立候補するも落選。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙で比例近畿ブロックでの復活当選。
政治的スタンス
- 元々は農業高校の教員であり、農業に強い関心を持ち、農業のあり方を根本から変えたいとの思いを持っている。 - 政治家として幅広い政党歴を持ち、党籍の移動が多い。 - 日本維新の会では改革志向の色合いが強いが、過去の所属政党では様々な政治理念に関わってきた。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 教員としての経験から、教育や農業分野に関する専門的な知識がある。 - 多くの政党に所属し、それぞれの政治理念を経験しているため、広い視野を持つと考えられる。 - 維新の公認を受けて当選するなど、政治的判断力や柔軟な対応力は評価される部分もある。 - 落選経験もあり、政治活動における挑戦の継続性が垣間見える。
山本ともひろ(やまもと ともひろ)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 49歳 (1975年06月20日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(菅義偉G) |
選挙区 | (比)南関東 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 生年月日は1975年6月20日。京都府京都市左京区出身。 - 京都府立北稜高等学校を卒業。 - 関西大学商学部商学科を卒業。 - 京都大学大学院法学研究科で修士号を取得。村松岐夫に師事。 - 2000年、松下政経塾に入塾し、2003年に卒塾。 - 2001年7月よりアメリカのジョージタウン大学で客員研究員を務めた。 - 洋服小売会社の役員を務めていた。
政治家としてのキャリア
- 2005年、自民党の候補者公募で合格し、京都2区支部長に就任。 - 2005年、第44回衆議院議員総選挙で比例近畿ブロックにて初当選。 - 2009年、選挙で落選。 - 2011年、神奈川4区支部長に就任し国替え。 - 2012年、比例南関東ブロックで国政復帰。 - 2014年、文部科学大臣政務官・復興大臣政務官に任命される。 - 2017年、防衛副大臣・内閣府副大臣に任命。 - 2018年、自民党国防部会長に就任。 - 2021年、比例南関東ブロックで5期目の当選。 - 自民党文部科学部会長に就任。
政治活動上の実績
- 2013年、特定秘密保護法案の採決で賛成票を投じた。 - 2016年、休眠預金活用を議員立法により成立させた。 - 防衛分野での発言が度々報道され、韓国への強硬な姿勢が話題に。 - 多くの選挙で小選挙区での敗北が続き、比例での復活当選を重ねている。 - 一時は旧統一教会との関係が問題となり、支部長任命が保留されたこともある。
政治的スタンス
- 憲法改正に積極的に賛成し、9条改憲を支持。 - 自衛隊の保持を明記することや、緊急事態に関する条項を新設することを主張している。 - 安全保障関連法、安全保障政策を支持。 - 選択的夫婦別姓制度に関しては、一時「どちらかといえば賛成」としていたが、後に態度を曖昧に。 - LGBTなど性的少数者に関する法律には賛成している。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 政治家として数々の政府ポストを纏い、省庁間の連携強化に努めてきたが、小選挙区での勝利がないまま比例での復活当選を続けている。 - 統一教会との関係性が問題視され、透明性の確保や説明責任が問われる。 - 防衛や安全保障問題における発言が多く、自己の見解を強く発信する姿勢が見受けられる。