2024年10月衆議院議員ランキング 18回戦
森山浩行 vs 尾身朝子
勝: 森山浩行
戦評
議員Aと議員Bの比較において、議員Aは地方自治体での豊富な経験があり、国会活動においても一貫した姿勢を示している点が重要です。また、選挙において地域での支持基盤を確立していることから、地元からの支持が強いと判断できます。一方、議員Bは国際的な経験やIT分野の知識を持ち、内閣経験があることから政策形成における実務能力が期待できます。しかし、政治資金問題によって信頼性に対する疑問が生じています。このため、総合的に評価すると国民の利益を第一に考える姿勢が重要であり、議員Aの方が国民を代表する適格性が高いと考えます。
森山 浩行(もりやま ひろゆき)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 53歳 (1971年04月08日生) |
所属政党 | 立憲民主党 (無所属→)(民主党→)(民進党→)(旧立憲民主党→)立憲民主党(泉G・野田G) |
選挙区 | (比)近畿 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1971年、大阪府堺市生まれ、サラリーマン家庭で育つ。 - 父親の転勤で高松市や広島市に住んだ経験を持つ。 - 大阪府立三国丘高等学校を卒業。 - 明治大学法学部卒業。在学中に雄弁部に所属し、全関東学生雄弁連盟第47代委員長や全日本学生弁論交流会初代会長を務めた。 - 関西テレビ放送に1995年に入社し、報道記者としてO157事件や神戸児童連続殺傷事件などを取材した。 - 1998年10月に関西テレビを退職。
政治家としてのキャリア
- 1999年4月、堺市議会議員選挙に無所属で当選し、1期務める。 - 2003年、大阪府議会議員選挙に鞍替えして当選。 - 2005年、大阪府議を任期途中で辞職し堺市長選挙に出馬するも落選。 - 2009年、第45回衆議院議員総選挙で民主党公認で初当選(大阪16区)。 - 2012年及び2014年の衆院選で落選。 - 2017年、立憲民主党公認で比例復活により衆議院議員に返り咲き。 - 2021年、比例近畿ブロックで3期目の当選を果たした。
政治活動上の実績
- 2003年、大阪府議会議員選挙当選。 - 2009年、衆議院選挙で公明党幹事長の北側一雄を破り初当選。 - 2017年、比例復活で国政再参入を果たした。 - 2021年、比例復活で3期目当選。 - 政治改革を担う立憲民主党の政治改革PT座長に就任したが、特段の大きな法改正などには至っていない。 - 2021年、国会会議中の不適切行為が報じられ、批判を受けた。
政治的スタンス
- 立憲民主党に所属し、同党の政策と歩調を合わせている。 - アベノミクスには批判的で、消費増税の先送りを評価しない立場。 - 選択的夫婦別姓制度の導入に賛成。 - 受動喫煙防止を目的とした健康増進法改正に賛成。 - 大企業や富裕層への課税強化に賛成。 - 原子力発電への依存度を下げるべきと主張。 - 防衛力の強化については「どちらかといえば強化すべき」とするスタンス。 - 核兵器禁止条約に日本はオブザーバー参加すべきと主張。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 豊富な地方自治体での経験を持つが、過去の選挙では都合3回の落選経験がある。 - 政治的な柔軟性を持ち、党が変わる中でも一貫して国会で活動し続けている。 - 選挙においては難航している地域での3期目当選を果たしており、支持基盤の強さを示している。 - 議会活動中の不適切行動が批判を受ける結果となり、公的な行動においての配慮が求められる。
尾身 朝子(おみ あさこ)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 63歳 (1961年04月26日生) |
所属政党 | 自由民主党 自由民主党(安倍派→無派閥) |
選挙区 | (比)北関東 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 1961年、東京都千代田区で生まれる。 - 小学校3年から中学1年までニュージャージー州で過ごす。 - 東京大学法学部を卒業。 - NTTに入社し、J-STAGEの企画、開発、運用プロジェクトのリーダーを務める。 - 2002年、NTTを退社しITコンサルタントとして起業。株式会社ブライトホープを設立し、情報通信事業を行う。 - 東海大学総合科学技術研究所の非常勤教授を務める。 - STSフォーラムの秘書室長や事務局長を務める。
政治家としてのキャリア
- 2004年、参議院議員選挙に自民党公認で比例区から出馬するが落選。 - 2007年にも参議院議員選挙に比例区から出馬するが再度落選。 - 2014年、衆議院議員総選挙に比例北関東ブロックから出馬し初当選。 - 自民党文部科学部会の副部会長を務める。 - 2017年、群馬1区から出馬し当選。 - 2019年、外務大臣政務官に就任。 - 2021年、第49回衆議院議員総選挙では比例北関東ブロック単独で出馬し当選。 - 2022年、総務副大臣に就任。
政治活動上の実績
- 2019年、外務大臣政務官として内閣での経験を積む。 - 2022年、総務副大臣として地方行政や統計業務に携わる。 - 政治資金パーティー収入の不記載問題で戒告を受ける(2024年)。
政治的スタンス
- 憲法第9条の改正に賛成。 - 集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更に賛成。 - アベノミクスを支持し評価。 - 原発の必要性を主張。 - 特定秘密保護法を支持。 - 小中学校の道徳教育および評価に賛成。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 父が元財務大臣で、世襲政治家としての側面を持つ。 - 海外経験があり、多文化に対する理解がある。 - ITコンサルタント経験を持ち、情報通信分野の知識が豊富。 - 政治資金問題による戒告を受け、政治倫理に対する監視が重要。