2024年10月衆議院議員ランキング 10回戦
堀場幸子 vs 青柳仁士
勝: 青柳仁士
戦評
議員Aは、ジェンダー平等やLGBTQ+の権利拡大に積極的な姿勢を示し、消費税率引き下げを主張するなど、国内の社会問題に関心を持ちアプローチしています。一方で、議員Bは国際的な視点で環境問題や日本の国際的役割に取り組んでおり、国際機関での経験を活かした外交能力があるとされています。このため、どちらの議員がより国民の代表としてふさわしいかは、社会重視か国際政策重視かによって評価が分かれるでしょう。国際的な課題への対応や外交力を重視する場合、議員Bは特に有利と言えます。
堀場 幸子(ほりば さちこ)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 45歳 (1979年03月24日生) |
所属政党 | 日本維新の会 |
選挙区 | (比)近畿 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
北海道札幌市で生まれ、京都府京都市南区で育つ。 京都聖母学院小学校、京都聖母学院中学校・高等学校を卒業。 フェリス女学院大学国際交流学部を卒業。 フェリス女学院大学大学院国際交流研究科博士前期課程を修了。 修士課程の途中で韓国に留学した経験を持つ。 伊藤忠商事子会社のIFAに勤務していたが、流産を機に退職。 東京都の小中学校の特別支援教室専門員として勤務。 アンガーマネジメントの講師を務める。
政治家としてのキャリア
2021年6月3日、次期衆院選に日本維新の会公認で京都1区から立候補することを表明。 2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で、自由民主党の候補に敗れたが、比例近畿ブロックで復活し初当選。 京都維新の会の代表を務める。
政治活動上の実績
2021年、憲法改正と第9条への自衛隊明記に関して賛成の立場を表明。 普天間基地の辺野古移設問題について、「政府が埋め立てを進めるのはやむを得ない」との立場を取る。 選択的夫婦別姓制度の導入と同性婚の法改正に賛成。 ジェンダー関連の法案に対して、理解増進法案の早期成立を支持。 原子力発電への依存度を今後下げるべきと主張。 消費税率について、引き下げるべきと回答。
政治的スタンス
憲法改正には賛成。 日韓関係において、歴史問題は「より強い態度で臨む」との姿勢。 原子力発電の依存度を下げることを支持。 LGBTの権利擁護に向けた法案成立に賛成の立場。 消費税率に関しては、引き下げの必要性を主張。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
シングルマザーとして2人の娘を育て、新型コロナウイルスの影響を受けた経験を有する。 2度の流産を経験し、出産や不妊治療についての問題意識を持つ。 家族に政治や国際関係に通じた専門家がいる。姉の堀場明子は笹川平和財団の主任研究員を務める。 教育の充実や憲法裁判所の設置を憲法改正項目として重視。 ジェンダー平等やLGBTQ+の権利拡大に積極的な姿勢を示す。
青柳 仁士(あおやぎ ひとし)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 46歳 (1978年11月07日生) |
所属政党 | 日本維新の会 (旧日本維新の会→)(維新の党→)(おおさか維新の会→)日本維新の会/大阪維新の会 |
選挙区 | 大阪14 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 埼玉県所沢市出身。 - 早稲田大学政治経済学部を卒業(2001年)した後、デューク大学公共政策大学院を修了(2008年)。 - 2001年、国際協力機構(JICA)に入構し、アジア、中東、アフリカ地域で経済産業・エネルギー開発を担当。その後、アフガニスタンに赴任し、平和構築及び復興支援事業に従事。 - スーダンやニューヨークで国連職員として勤務。 - 2013年よりプライスウォーターハウスクーパース(PwC)でコンサルタントおよびマネージャーとして、民間企業の経営戦略や中央省庁の政策立案に関するコンサルティングを担当。 - 2016年には国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所の広報官として、SDGs普及に責任を持つ。
政治家としてのキャリア
- 2012年、日本維新の会の結党に参画し、第46回衆議院議員総選挙に埼玉4区から出馬するも、惜敗。 - 2014年、第47回衆議院議員総選挙で埼玉9区から維新の党公認で出馬し落選。 - 2017年、第48回衆議院議員総選挙に再び埼玉4区から出馬したが落選。 - 2018年、政界引退を表明。 - 2021年、大阪14区支部長に就任。第49回衆議院議員総選挙で初当選。 - 現在は衆議院予算委員会理事、日本維新の会国際局長、国会議員団政務調査会長代行などを兼任。
政治活動上の実績
- 2021年、第49回衆議院議員総選挙で大阪14区において、自民党の長尾敬を大差で破り初当選し、衆議院議員としてのキャリアをスタート。 - 2022年、世界178か国の立法府が参加するIPUにおいて、日本人初の国連委員会理事に選出。 - 日本維新の会役員(国際局長)として、国際的な議論に参加し、国際的な問題に貢献。
政治的スタンス
- 環境問題、特にSDGs(持続可能な開発目標)の普及に強い関心を持ち、普及活動を実施。 - 日本維新の会に所属し、比較的新しい改革的な政策を支持。 - 国際的な視点を持ち、日本の国際的立場や役割を強化しようとする姿勢。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 国際協力機構や国連での経験により、国際的な問題に対する理解と交渉力を備えている。 - 民間セクターや国際機関での経験を活かし、多方面からの問題解決アプローチを持っている。 - 複数回の選挙戦を経て、多様な選挙区での経験を持ち、多様な国民の声を理解する努力を重ねている。