2024年10月衆議院議員ランキング 19回戦
佐藤公治 vs 鈴木敦
勝: 佐藤公治
戦評
議員Aは、長い政治経歴と複数の要職を経験しており、特に外交防衛分野での貢献が目立ちます。また、政策立案能力や政策への柔軟な姿勢も高く評価できます。一方、議員Bは比較的新しい政治家で、教育無償化を強力に推進するという具体的な目標を持っていますが、政策の実現力や信頼性という点ではまだ不確定な部分があります。また、比例代表からの復活当選という形で議員になり、その後の党離脱による不安定さも考慮すべきです。総合的に考慮すると、既に確立された政治的経験と実績を持ちつつ、柔軟な政策対応能力を持つ議員Aが、現在の政治状況においては適任と考えます。
佐藤 公治(さとう こうじ)
議員データ
衆議院議員 | |
年齢 | 65歳 (1959年07月28日生) |
所属政党 | 立憲民主党 (新進党→)(自由党→)(民主党→)(国民の生活が第一→)(日本未来の党→)(生活の党→)(生活の党と山本太郎となかまたち→)(自由党→)(希望の党→)(無所属→)立憲民主党/結集ひろしま |
選挙区 | 広島6 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
- 広島県御調郡向島町(現尾道市)で生まれる。 - 慶應義塾高等学校を卒業。 - 慶應義塾大学法学部政治学科を卒業し、法学士の称号を取得。 - 大学卒業後、電通に入社し勤務。 - 歴任政治家であった父・佐藤守良の秘書に転じる。 - 父が国土庁長官、北海道開発庁長官兼沖縄開発庁長官に就任した際は秘書官を務める。
政治家としてのキャリア
- 1996年、第41回衆議院議員総選挙に新進党公認で広島6区から出馬するが、敗北。 - 新進党解党後、自由党に参加。2000年の第42回衆議院議員総選挙で比例中国ブロックから復活当選。 - 民由合併により民主党に入党し、2003年の第43回衆議院議員総選挙で再び比例復活。 - 2005年の第44回衆議院議員総選挙で落選。 - 2007年、第21回参議院議員通常選挙で広島県選挙区から当選。 - 民主党副幹事長、参議院外交防衛委員長を歴任。 - 2012年に消費増税政策に反発し民主党を離党し、新党設立に参加。 - 2017年、第48回衆議院議員総選挙で4年ぶりに国政復帰。
政治活動上の実績
- 2007年の参議院選挙で、広島県選挙区から当選し、現職の国家公安委員会委員長を上回る得票数を記録。 - 民主党の副幹事長や参議院外交防衛委員長を務め、党内での有力な役割を担う。 - 2012年、消費税増税への反発から民主党を離党し、新党結成に寄与。国民の生活が第一の党財務委員長に。 - 2021年の衆議院選挙で、立憲民主党の公認候補として広島6区で再選。
政治的スタンス
- 日本国憲法の改正には賛成するも、第9条の改正については立場を明らかにしていない。 - 緊急事態条項の憲法創設には賛成。 - 原子力発電について当面は必要とするが、将来的には廃止すべきとの立場。 - カジノ解禁には反対の姿勢。 - 日本の核武装について検討すべきでないという立場を取る。また、非核三原則維持を主張。 - 女性宮家の創設には反対。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
- 長期間にわたり多くの党に移籍しており、政治的柔軟さと順応性を示す。 - 政策立案において、経済や安全保障に関する議論を重視しており、過去に多様な委員会で委員長を経験している。 - 政治的立場や政策について、国際状況や国内の意見を考慮に入れた冷静な判断を実施。
鈴木 敦(すずき あつし)
議員データ

衆議院議員 | |
年齢 | 36歳 (1988年12月15日生) |
所属政党 | 教育無償化を実現する会 (自由党→)(旧国民民主党→)(国民民主党(民社協会)→)教育無償化を実現する会 |
選挙区 | (比)南関東 |
議員サマリー
政治家になる前の経歴
* 神奈川県川崎市中原区下沼部で生まれ、現在も在住。 * 聖徳学園高等学校を卒業。 * 駿河台大学法学部中退。 * 日本航空地上職員として非正規雇用で勤務。 * 予備自衛官として活動。 * 民間企業や時計店で働いた経験あり。 * 自由党及び旧国民民主党における政党職員を歴任。 * 樋高剛事務所のスタッフを務めた。
政治家としてのキャリア
* 2021年10月、国民民主党から衆議院議員総選挙に神奈川10区から立候補。 * 選挙区では敗北するも、比例南関東ブロックで復活当選し、初めて衆議院議員となる。 * 国会では外務委員会や北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会に所属。 * 2023年11月、教育無償化を実現する会の国会対策委員長に就任。
政治活動上の実績
* 2021年、比例南関東ブロックでの復活当選(第49回衆議院議員総選挙)。 * さらなる小選挙区の移行を視野に入れ、2023年には神奈川18区から次回出馬を検討中。 * 教育無償化を実現する会の発起と、同会の国会対策委員長に就任(2023年11月)。 * 国民民主党からの離党に伴い、比例選出議員として衆議院議員の辞職勧告を受ける(2023年)。
政治的スタンス
* 教育無償化を強力に推進する。 * 国会内での影響力を高め、政策本位での野党結集を狙う。 * 多様な政策で政党からの柔軟な離脱と新設を積極的に行う。
国民の代表としての適格性を判断する上で特筆すべき事項
* 非正規労働者からの叩き上げとして、幅広い層の声を代弁できる可能性。 * 駆け込み出馬及び復活当選という経験から、運を味方に付けるという評判を得ている。 * 一連の政党における離脱と新党への参加から、政治的柔軟性と革新性を併せ持つ。 * 自らの確固たる座右の銘を保持し、強い意志と信念を有する。 * 比例選出議員としての責任とその離党に伴う倫理的課題も存在。